合同会社AMANEは、令和２年２月28日付けで国立歴史民俗博物館メタ資料学研究センター及び岩手県奥州市と「産学官連携に基づいた地域資料継承支援事業に関する覚書」を締結いたしました。つきましては、その事業を周知いたします。

記

○事業概要
事業名称　：　産学官連携に基づいた地域資料継承支援事業
覚書締結者：　国立歴史民俗博物館メタ資料学研究センター　代表者：センター長　西谷　大
合同会社AMANE　代表者：代表社員　堀井　洋
奥州市教育委員会　代表者：教育長　田面木　茂樹
締結日　　：　令和２年２月28日　　※１年ごと更新
事業内容　：

　近年、世代交代による意識変化や大規模災害により、全国的に地域に保存されていた歴史的・民俗的な資料の滅失・散逸が急速に進んでおります。このような状況に対し、産学官の三者が連携し、公有・民有を問わず地域での資料保全の基盤構築を図るため、覚書を交わし標記事業を開始しました。将来的には、本事業で保全した資料情報を地域社会発展のために活用できるよう、事業体制を構築していきます。このような取組は全国で初めてとなります。概要は以下の図に示します。
今後の活動：奥州市所蔵資料について、国立歴史民俗博物館の総合資料学情報基盤システム「khirin」（キリン）に各機関連携の下で順次掲載していきます。現在は公開に向けた準備中です。
また、公有・民有問わず市内の資料及び市内に関係する資料に関して、継続的に地域で保存する体制を構築するための調査・研究を開始します。

各機関担当：

国立歴史民俗博物館　後藤　真　准教授（m-goto@rekihaku.ac.jp）
合同会社AMANE　堀井　洋　代表社員（a-horii@amane-project.jp）
奥州市教育委員会　歴史遺産課　高橋　和孝