「勝興寺のしつらい」展開催のお知らせ

2021年5月22日(土)より雲龍山 勝興寺 本坊(富山県高岡市伏木古国府17番1号)において、「勝興寺のしつらい」展が開催されます。勝興寺は400年以上の歴史の中で前田家や本願寺などと深い交流を持ち、数多くの宝物・古文書を有しています。また、建造物は建立から200〜330年の年月が経過しており、平成10年度から23年の時をかけて“平成の大修理”が行われました。

このたび、保存修理事業の竣工を記念し、“しつらい”をテーマとして空間に着目した展示を行います。ふだん美術品や歴史資料として扱われることが多い屏風や香道具、古典籍などを、当時の置かれた空間や機能、使い手に焦点を当て展示するとともに、勝興寺の歴史を紹介します。

本展示では、合同会社AMANEが企画・展示を担当しました。展示環境の照明を当時の室内の明るさに近づけ、来場者に勝興寺の“しつらい”の魅力を体験して頂く工夫や、キャプション・解説および和紙・天然素材を使用したパネルの制作など、学術資料の活用の一環としての資料展示の実現を目指しました。

みなさまのご来場をお待ちしております。

本展示に関する資料はこちらからダウンロードできます:  プレスリリース資料 |   展示品目録 | ポスター

洛中洛外図屏風