国立大学法人山形大学附属博物館との包括的連携協定締結のお知らせ

 国立大学法人山形大学附属博物館(山形県山形市、館長:大友幸子、以下:山形大学附属博物館)と合同会社AMANE(石川県金沢市、代表社員:堀井洋、以下:AMANE)は、2022年9月18日(日)に、デジタルアーカイブの構築・活用に関して、包括的連携・協力に関する協定を締結しました。
 本協定は、両者の包括的な連携のもと、デジタルアーカイブ公開を基にした社会の発展を目的として、以下の内容について連携・協力を行います。
(1) デジタルアーカイブの構築・公開に関する協力
(2) デジタルアーカイブの活用および関連するイベント実施に関する連携
(3) その他全各号に附帯する事項及び両者が必要と認める事項

■これまでの取り組み
大学博物館が所蔵する学術資料の公開・利用を目的とした学術デジタルアーカイブについては、学術研究利用のみならず地域の記憶の保存や観光・教育分野での活用など、社会全体における意義・重要性が近年益々高まっています。

山形大学附属博物館は、昭和初期、本学教育学部(2005年4月より地域教育文化学部)の前身である山形県師範学校に設置されていた「郷土室」を引き継ぎ発足したもので昭和27年4月「博物館相当施設」に指定され、「山形大学附属郷土博物館」として発足しました。山形地域内外の歴史・考古、民俗などに多様な学術資料をひろく収集・保管・展示しています。AMANEは、古文書や民具資料など学術資料の調査・研究を全国で実施しており、三浦新七関連絵葉書アーカイブの構築などについて、山形大学附属博物館と協働してきました。

■主な活動について
このたび包括的連携協定を締結することで、山形大学附属博物館とAMANEは、同博物館のデジタルアーカイブの充実・発展を図るとともに、市民が記録したデジタルデータを含む地域資料の収集・整理・公開や、将来への情報継承を目指し高い持続可能性を有する“強靭なデジタルアーカイブ”の実現など、新しい地域アーカイブの創出に取り組みます。さらに、地域資料に関する情報収集についても連携して進め、それらを通じた地域社会の発展を目指します。

山形地域デジタルアーカイブプロジェクト

◆本件に関する問い合わせ◆
 山形大学附属博物館
      TEL:023-628-4930
  E-mail:yu-hakukan@jm.kj.yamagata-u.ac.jp
  HP:http://www.lib.yamagata-u.ac.jp/museum/
 合同会社AMANE
      E-mail:info@amane-project.jp
      HP:https://amane-project.jp/